【フェムケア】なぜインナーケアは必要?今日から実践できるケア方法とおすすめグッズをご紹介

最近、おりものが臭う気がする…

デリケートゾーンがかゆくて不快…

このような悩みをお持ちではありませんか。

女性のホルモンバランスは月経周期での変化に加えて、年齢とともに変化します。

この変化によって特に繊細な部位であるデリケートゾーンは、ニオイやかゆみといった様々な肌のトラブルに悩まされることも多いでしょう。

実はデリケートゾーンを快適に保つためにも、膣内部の環境をすこやかにすること(インナーケア)は欠かせません。

この記事ではインナーケアの必要性や効果的なケア方法をご紹介します。

デリケートゾーンにお悩みのある方、インナーケアの方法に興味のある方はぜひ参考にしてください。

膣マイクロバイオータとは?

口や鼻、消化管といった人間の体内には常在菌が存在しています。

体内に存在する常在菌やウイルスなどの微生物の集まりを「マイクロバイオータ」といいます。

つまり、「膣マイクロバイオータ」とは膣内にある常在菌の集まりのことを指すのです。

健康的な膣には「ラクトバチルス菌」という乳酸菌が多く生息しています。

ラクトバチルス菌はいわゆる善玉菌で、糖から乳酸を作り出し膣内をpH 3.8~4.5の酸性に保つことで、雑菌の侵入や増殖を防いでいます

インナーケアはなぜ必要?

インナーケアとは、体の内側から美容と健康をサポートする方法です。
インナーケアをすることで膣マイクロバイオータを健康的な状態に保つことができます。

では、どうしてインナーケアをする必要があるのでしょうか。

膣マイクロバイオータの環境が乱れると、「細菌性膣症」を発症する可能性があります。

細菌性膣症の感染経路には次の2通りがあります。

  • 常在菌が異常に増殖して自己感染する
  • 性感染症のように外からやってきた細菌やウイルスに感染する

ここからは細菌性膣症のリスクと症状について見ていきましょう。

細菌性膣症のリスク

細菌性膣症を発症することで、性感染症や尿路感染症、子宮頸がん、子宮内膜炎などの病気のリスクが高まります

加えて、妊娠中には早産や流産のリスクも高まります。

こういった病気や妊娠に関連するリスクを減らすためにもインナーケアは重要です。

細菌性膣症の症状

細菌性膣症を発症すると、外陰部の腫れやかゆみ、おりものの異常として症状が現れる傾向にあります。

おりものの性質は月経周期により変化するため一概には言えませんが、細菌性膣症を発症した場合のおりものの特徴としては次の4つです。

  • おりものの量:増加している
  • におい:腐った魚の臭い
  • 色:透明、白っぽい(健康時と変わらない)
  • 形状:さらっとした液状(健康時と変わらない)

もし、おりものの色が黄緑色や膿のような黄色であった場合は性感染症の可能性もあります。

このように、おりものは膣内の健康状態を把握できるバロメーターです。

「おりものがいつもと違うかも…」と感じたら、細菌性膣症などの感染症や炎症を引き起こしている可能性があります。

長期間にわたって異常が続く場合や症状が気になる場合は、産婦人科泌尿器科を受診しましょう。

膣マイクロバイオータが乱れてしまう原因と対策

膣マイクロバイオータの乱れは膣内のラクトバチルス菌の減少によって起こるとされています。

ここではラクトバチルス菌の減少を引き起こす4つの原因と対策について解説します。

ストレス

疲労や睡眠不足といったストレスに長期間さらされると、免疫力が低下し膣内の酸性のバランスが乱されることがあります。

ストレスを溜め込まないためにも、まずはできる範囲で構わないので規則正しい生活や適度な運動を実践していきましょう。

他にも友人と話す、ショッピングを楽しむ、読書に没頭するなど自分にあった方法でストレスを解消しましょう。

過剰な膣の洗浄

身体の部位を入念に洗い清潔に保つことは重要ですが、膣の場合は注意が必要です。

膣を洗いすぎると、膣内に必要な善玉菌も一緒に流してしまい、膣マイクロバイオータの乱れに繋がるためです。

膣内を洗う場合は、ぬるま湯でやさしく流す程度に留めましょう

せっけんやボディソープを使う場合は、膣内と近いpHのもの※を使用し、膣への負担を減らすことが大切です。

※弱酸性:pH3~6、健康的な膣内:pH3.8~4.5と酸性度合いに差があることに注意しましょう

不衛生な性行為

不衛生な性行為も膣マイクロバイオータを乱す原因になります。

これは雑菌が直接膣内に侵入したり、アルカリ性である精液が酸性である膣内のpHを変化させたりするためと考えられています。

性病防止のためコンドーム着用は望ましいですが、妊娠希望などの着用できない場合でも歯磨きや入浴などで身体を清潔にした後に性行為をすることが望ましいでしょう。

女性ホルモン分泌量の低下

女性は年齢とともに女性ホルモンの分泌量が低下します。

特に閉経の前後5年間である更年期になると急激に分泌量が低下し、膣マイクロバイオータも乱れていきます。

女性ホルモン低下に対してはホルモン補充療法がありますが、まずは医師と相談して方針を決めましょう。

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デリケートゾーン専用美容液。植物由来エキスが潤いを与え、乾燥や肌荒れををふせぎ、清潔に保ちます

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不使用:香料、色素、パラベン、鉱物油、フェノキシエタノール

個包装で旅行に1本だけ持って行くときなどに便利!

細くなめらかな形状で挿入しやすく、美容液は比較的サラリとしたテクスチャで伸びがとても良いです。

10日に1度のデリケートゾーンケアで、潤いを保っていきましょう。

②ルナ潤滑ゼリー

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膣内環境を整えるインナーケアでのおすすめグッズは、デリケートゾーンに潤いとハリをもたらすルナ潤滑ゼリーです。

ルナ潤滑ゼリーはデリケートゾーン用の保湿ローション。

膣への刺激や負担が少なく、心地よいインナーケアを可能とします。

ルナ潤滑ゼリーをデリケートゾーンに優しくなじませることで、お肌を保湿して引き締めます。

また、ヒアルロン酸を配合し、使うたびに身体の芯から充実感で満たされます。

毎日のインナーケアを充実させ、より特別なものにするために、ルナ潤滑ゼリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

インナーケアは、女性にとって健康と美しさを保つために欠かせないものです。

膣マイクロバイオータをすこやかに保つことで、細菌性膣症などのリスクを軽減することができます。

膣マイクロバイオータはストレスなどちょっとしたきっかけで乱れるため、日々のストレス対策や適切なインナーケアをして膣内をすこやかに保ちましょう。

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